照明で他店と差をつけよう

飲食店における店舗デザインは、小売店とは異なり居心地の良さが求められます。居心地を良くするための要素として挙げられるのが、照明や音響や空調機能です。飲食店の照明には、料理や飲み物を美味しそうに見せる明るさと光色、どの席からも光源がまぶしくないこと、陰影を使って不必要な場所を見せないようにすることなど、さまざまな押さえるべき要素があります。そのため、全体照明だけでなく、間接照明や部分照明などを用いる必要があるのです。また、明るさを調整して雰囲気を変えるために、調光機能付きの照明器具を選ぶのが望ましいでしょう。照明器具は、テーブルのレイアウトを変更する場合も考慮に入れて、後から角度や位置を調節できる設計にしておくと便利です。

音響や空調にも気を配ろう

BGMによる音響効果は雰囲気づくりだけでなく、適度な音量があることで店内に安心感が生まれます。シーンと静まりかえるような店舗デザインでは、なんとなく会話しづらいものです。お客様にとっては、おしゃべりの内容が隣の席に聞こえそうだと、リラックスして会話を楽しめない場面もあるでしょう。そして、意外と忘れがちなのが、空調機能です。日本は四季の変化がハッキリしているため、季節に合わせて店内の温度と湿度を適切にコントロールしなければなりません。店舗をデザインする段階で、場所による温度差やエアコンの風向きなどを考慮し、可能な限りすべての客席が快適な状態になるように慎重に計画していきましょう。

店舗の内装は、利用客の印象を左右するポイントとなるため、集客力を高めるうえで、色合いや模様、材質などにこだわる必要があります。